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2024/05/20/Mon
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2006/11/19/Sun

 Dellは米国時間11月14日、アプリケーション管理サービス企業のACSを買収したことを発表した。ACSは英国を本拠地とし、アプリケーションの管理や導入サービスのほか、システムやその他のインフラの問題に関するコンサルティングサービスも提供している。

 ACSは、Microsoftが次期OS「Windows Vista」をリリースするタイミングにあわせて買収された。Dellは、顧客がVistaに移行するにあたり、ACSのサービスで支援していくと述べている。買収金額など、買収の詳細情報は公開されていない。

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2006/11/19/Sun
オープンソースソフトウェア企業のZimbraは2007年に、同社が提供するウェブベースの電子メール、カレンダーソフトウェアに統合型インスタントメッセージングを導入する計画だ。同社の最高経営責任者(CEO)がこの計画を明らかにした。

 またZimbraは12月に、オフライン時でもウェブベースソフトウェアを利用できる「オフラインクライアント」をリリースする予定だ。

 Zimbraは、これらの製品をAjaxと呼ばれるウェブ開発技術を用いて開発した。この技術により、ユーザーは対話式のフロントエンドを利用することが可能になる。一例としては、カレンダーの予定などをドラッグ&ドロップで移動させることができる。

 またZimbraは、数種類の「Zimlet」も開発した。Zimletは、他社のアプリケーションへの接続を可能にする技術。例えば、この技術を使ってメールソフトとGoogleが提供する地図検索サービス「Google Maps」を連携させた場合、あるユーザーが電子メールに書かれた住所をマウスでクリックすると、Google Mapsの地図上のその場所が表示される。

 ZimbraのCEO兼共同創設者、Satish Dharmaraj氏によると、同社は2007年に、統合型インスタントメッセージングを通じた「プレゼンス」の追加に開発の重点を置くという。

 Dharmaraj氏によると、これにより、ユーザーは電子メールクライアントのアドレス帳に入っている人々とインスタントメッセージングを通じてチャットが可能になるという。

 さらに同氏は、2007年にオフラインクライアントの開発をさらに進めるつもりだと付け加えた。

 2006年末にリリース予定のオフラインクライアントの最初のバージョンでは、電子メールやカレンダーの情報の保存にローカルデータベースを使用するが、こうした情報は、ユーザーがZimbraの電子メールサーバへ再接続した際に同期される。

 Dharmaraj氏によると、Zimbraはその機能を拡充し、POPプロトコルをサポートしたり、他のメールアドレスから送られたメールを転送したりすることにより、Zimbraのウェブクライアントと他の電子メールサービスの併用を可能にする予定だという。

 現在、同社は450万人のユーザーを抱えるが、その大半はインターネットサービスプロバイダ(ISP)を通じて同社のソフトウェアを利用している。ISP各社は、顧客にZimbraのソフトウェアを提供している。オープンソースであるこのサーバソフトウェアは、より高性能なクローズドソース版を無料で利用可能にしたものだ。

 Dharmaraj氏によると、Zimbraはウェブベースクライアントや高性能スケジューリングといった機能に需要がありそうな教育市場にも関心を持っているという。大学やISPは、クライアントソフトウェアのデザインを変更し、(大学やISPの)ブランドに合うようカスタマイズすることも可能だ。

 Dharmaraj氏は、「われわれは常々、(ウェブベースの)アプリケーションはデスクトップアプリケーションよりも高品質だと言い続けている」と述べ、さらに次のように続けた。「(ウェブアプリケーションには)たしかに(制約も)いくつかあるが、その性能の高さと、どこでもアクセス可能というウェブベースならではの優位性は、それらの制約を補って余りあるものだ」

2006/11/19/Sun

検索エンジンの分野でライバル同士のGoogle、Yahoo、Microsoftが米国時間11月16日、提携を発表した。各社は、ウェブサイト所有者に対し、みずからのサイトがウェブインデックスに確実に含まれるようにする仕組みを提供する意向だ。

3社は2005年6月から提供されているGoogleの「Google Sitemaps」プロトコルを採用する予定だ。これを利用するとウェブサイト所有者は、自分のウェブページをGoogleに手動でフィードしたり、自分のサイトがクロールされたかどうかを確認したりすることができる。ウェブサイト所有者はこれまで、他の大手検索エンジンに対しても個別に同様のプロセスを踏む必要があった。

しかし、今後ウェブサイト所有者は、一箇所にアクセスするだけで、一括して複数の検索エンジンにウェブページの情報を送ることができるようになるとYahoo Searchの製品管理ディレクターを務めるTim Mayer氏は述べる。同氏によればこのような機能はかなり以前から望まれていたという。

「Google、Yahoo、Microsoftは本日、「Sitemaps 0.90」のサポートを発表した。これは検索エンジンのウェブ巡回プロセスを向上させるための、初めてのオープンな取り組みである。ウェブサイトの所有者は自分のウェブサイトに関する情報を検索エンジンに通知し、これまでより包括的かつ効率的にインデックスに情報を無料登録できる。その結果、検索インデックスへの登録内容もより適切なものになっていく。一方、利用者には、品質がより高くて、より新しい検索結果を提供できるようになる」と共同のプレスリリースには書かれている。

この取り組みは当初、GoogleとYahooにより開始された。Mayer氏は「ウェブ発行者やウェブマスターにとって、コンテンツの情報を1つのフォーマットで異なる検索エンジン全てに登録できるようになれば素晴らしいと思った」と言う。「われわれは共同でフォーマットを提案し、他の検索エンジンも採用するように呼びかけるつもりだ」

手動によるウェブページの登録プロセスは、従来のウェブクローリングを補完するもので、登録されたウェブページが必ず検索エンジンのインデックスに含まれることを保証するものではない。

MicrosoftのWindows Live Searchのゼネラルマネージャーを務めるKen Moss氏は「Windows Live Searchは、GoogleやYahooとともに、Sitemapsの取り組みに参加できるのを嬉しく思う。これは、ウェブマスターを助けるだけではない。消費者に適切な検索結果を提供できるようになれば、彼らはこれまでより迅速に欲しい情報を見つけ出せるようになる」と言う。「今回の発表をきっかけに、われわれは業界内の数多くの取り組みに参加し、協力していくことになるだろう」(Moss氏)

2006/11/18/Sat

Sun Microsystemsが、同社のOS「Solaris」をGNU General Public License(GPL)の下でリリースすることを検討中であることが、米国時間11月13日の同社幹部の発言から明らかになった。これは、LinuxとSolarisの異種交配へ道を開く可能性がある。

 Sun Microsystemsは、2005年にSolarisをオープンソースソフトウェアとしてリリースする「OpenSolaris」プロジェクトに着手した。それに伴い、同社はソースコードを「Community Development and Distribution License(CDDL)」に基づいて公開した。しかし、Sunは今週、Javaのオープンソース化プロジェクトでGPLを選択した。

 11月13日に従業員との間で持たれた会合で、Sunのソフトウェア担当エグゼクティブバイスプレジデントのRich Green氏は、SolarisにもGPLを採用する可能性があると述べた。

 Sunの最高経営責任者(CEO)であるJonathan Schwartz氏がGreen氏に「SolarisにもGPLを適用するのか?」と尋ねたのに対し、Green氏は「その件をよく検討するつもりだ」と答えた。「Javaで選択したライセンスはよく知られたものであり、安心感も高い。これが採用されれば、間違いなく多くの意思決定の原動力になるだろう」(Green氏)

 Green氏はまた、Solarisのライセンス変更に反対ではないこと、外部の人々からも、SunがJavaにGPLを適用した決定について好意的な反応を得ていることに触れた。「今日の会合と今日われわれが受け取った反応は、われわれが前向きな選択をすることに対し、大変明るい光を投げかけてくれた」と同氏は語った。

 Linux OSもGPLで管理されている。このため、Solarisが同じライセンスでリリースされると、協調の可能性が浮かび上がってくる。例えば原理的には、Sunのパフォーマンス分析およびデバッグ用ツールであるDTraceやZFSファイルシステムをLinuxに移植することができる。あるいは逆に、Solaris側がLinuxの持つネットワークカードやビデオカードなどの比較的幅の広いハードウェア機器のサポートの恩恵を受けることもあり得る。

 SolarisでもGPLが選択されれば、SunがJavaとSolarisで同じライセンスを使うことも「あり得る」とした、Schwartz氏の10月の発言も意味が通る。10月の時点では、SunがJavaにもCDDLを適用するものと解釈されていた。

 しかし、SunのチーフオープンソースオフィサーのSimon Phipps氏は、Green氏よりも慎重な立場を取っている。

 「われわれは、事業に適したライセンスを採用する」と、Phipps氏は仮想世界「Second Life」で13日に発言している。「この場合、JavaにはGPL、OpenSolarisにはCDDLというのが正しい選択だ。なぜなら、すでに1万7000人もの人々がこのコミュニティにいるからだ。ライセンスを変更する大きな理由はない」(Phipps氏)

2006/11/18/Sat
Googleは米国時間11月16日、「Google Web Toolkit」の新版を発表する。同ツールでは、Apple Computerの「Macintosh」オペレーティングシステム上で動作する、AJAX(Asynchronous JavaScript and XML)アプリケーションを開発できる。以前のバージョンは、「Windows」および「Linux」向けのAJAXアプリケーションを開発するものだった。

 Googleの開発ツール部門上級製品マネージャーBret Taylor氏によれば、新版はパフォーマンスが改良されており、多言語アプリケーションを開発する際のローカライゼーションおよびインターナショナライゼーションへのサポートも強化されているという。




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